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下部尿路疾患(FLUTD)
膀胱炎や尿石症など、膀胱から尿道と、尿路の下部(出口に近いほう)で起こる病気を総称して下部尿路疾患(FLUTD)といいます。

FLUTDを引き起こす原因として、食事内容や年齢、肥満に加え、水分摂取量の不足や運動不足など、さまざまなものが考えられます。

<予防法>
@マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを制限した食事。
キャットフードもアイムス・EUテクニカル・サイエンスダイエット等の少し価格は高めですが質の良いキャットフードがおすすめです。

A水分の摂取量が少ないと尿の量が少なく、尿が濃縮されて結晶ができやすくなるので、できるだけ水を飲ませ尿を薄めるようにしましょう。

B猫はトイレが汚れていると排尿をがまんすることがあります。がまんすると膀胱に尿が留まる時間が長くなり、尿結晶や刺激物貿が膀胱内に作られやすくなります。
猫はとてもきれい好きなので、トイレはいつも清潔にしておきましょう。

Cおなかを冷やさないようにする。 フローリングなどに直接寝るとおなかが冷えるので、マットなどを上に寝かせるようにしましょう。

猫は短毛・長毛によって体感温度はかなり違いがありますが、一部分だけを冷やすのは良くないので、クーラー等で部屋全体の温度を下げてあげた方が良いでしょう。

<症状>
・尿意をもよおすが、尿は出ずトイレで同じ姿勢でじっとしている。
・尿をする回数が増える
・血尿がでる。

<治療法>
動物病院では、尿やレントゲン検査などにより、尿石の種類や大きさ、数などを調べ、尿路の炎症や損傷の程度を判断してFLUTDの診断を行います。 排尿できている場合、膀胱に炎症があればその炎症を抑える薬の服用が必要です。 また尿石の種類によっても治療法は異なります。 猫でもっとも多くみられるストルバイト尿石の場合は、食事中のマグネシウムを低くし、尿を酸性化することで溶かすことができます。

このように病態に合った治療により、尿石がなくなり、症状も回復したとしても、治療前と同じ食事、環境に戻ってしまったら、再発しやすいのもFLUTDの特徴です。 特に、食事管理は大切です。 日ごろから質の良いフードで病気の予防に努め、万が一病気にかかったときには、動物病院の指示にしたがった食事を与えましょう。
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